アメリカで起業

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アメリカ進出 初期投資の形態について
 
■ 概要

現地でどのようにビジネスを開始するのかを決定します。まったくの白紙状態から事業を開始するのか?既存の企業を購入(買収)するのか?フランチャイズを購入するのか?ビジネスによってさまざまなアプローチがあります。


■ 白紙状態から事業を開始する

オフィスのリース、現地スタッフの採用、ライセンスの取得、備品の購入、マーケティング等をすべて一から行う方法です。ソフトウエア会社、コンサルタント会社、人材派遣会社、貿易会社等多くの会社がこのスタイルで事業を始めます。

会社の規模、投資額、ビジネスイメージ、採用する従業員等を自由に決定できます。

事業開始以前の企業責任はありません。

実際のビジネスが始まるまで(収入を得るまでに)に時間がかかります。

ビジネスが開始しても、どのくらいの売上が見込めるのかが不確実です。


■ 既存のビジネスを購入(買収)する

例えば、すでに営業しているレストランで売りにでている物件を購入する方法です。レストランの他にも、コンピュータ販売店、ブティックを始め色々なビジネスが売買されています。中には歯科クリニック、獣医クリニック、会計事務所等が売りに出される場合もあります。

すでに実績のあるビジネスを購入するのですから、買収したその日から収入が入ってきます。また売上金額の予測も比較的正確にできます。

既存のビジネスを購入する場合、注意しなくてはならないのは買収方法によっては、以前の企業責任を負わされる可能性があることです。例えば、レストラン(株式会社)を買収する場合で、株式売買によりビジネスを購入した場合など、以前のオーナーが支払っていなかった税金や、リースの未払い金等の支払い責任を負わせられる場合がありますので注意してください。

通常、ビジネスの売買はブローカーや業界誌によって希望物件が見つかったら、売り手、買い手の双方が弁護士を立て売買の方法や、企業責任の所在、税金の支払い責任、付加的売買金額の算定方法(Earn-out Provision)、等を交渉してゆきます。

買収した翌日から収入が入ります。

すでに顧客がついているので安定したビジネスが期待でききます。

ライセンス等は新規取得でなく、名義の書き換えで済むので確実に取得できます。

事業開始以前の企業責任が生じる場合があります。

すでにビジネスイメージ(立地、客層等、仕入先)の制約を受けます。

売買契約書の内容によっては、売主がまた同じビジネスを始めることがあるりますので、注意が必要です。


■ フランチャイズに参加する

コンビニエンスストアー、小売店、レストラン、各種サービス業のフランチャイズに参加しアメリカでビジネスを展開する方法です。

経験がなくても、すぐにビジネスが始められます。

マーケティング、その他オペレーティングに必要なさまざまな業務はフランチャイザーがおこなういます。

売上、収入がある程度正確に予測可能です。

希望に添うフランチャイズをみつけるのは簡単ではありません。

フランチャイズ契約の内容によっては大きな損害を受けることもあります。


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