■ 永住権
(移民ビザ/ Greencard) とは |
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永住権とは一定の要件を満たした外国人に与えられる資格で、グリーンカード、移民ビザ、Immigrant
Visa, Permanent Resident Status等と呼ばれています。永住権は非移民ビザ(H-1B,J,E,L等)に較べ、さまざまな権利が保証されています。
例えば永住権を取得すれば、アメリカで自由に就職や転職ができます。また滞在期間に制限がありませんので、好きなだけアメリカ国内に滞在することができます。さらに永住権を取得してから、ある州で一年以上生活すれば、その州のレジデント(Resident)として取り扱われ、学費の軽減、補助金の受給資格、税金の軽減等さまざまなメリットが得られます。永住権を取得しても、日本の国籍を失うことはありません。永住権と非移民ビザの違いは「永住権と非移民ビザの比較表」を参考にしてください。
永住権を取得して5年(アメリカ市民との結婚の場合は条件が解除されてから3年)経てば、アメリカの市民権を申請することもできます。
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永住権の取得方法は大別して3つの方法があります |
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アメリカの永住権を取得する方法は大きく分けて:
1. |
雇用ベースで永住権を申請する方法 |
2. |
家族ベースで永住権を申請する方法 |
3. |
抽選による方法 |
の3種類があります。「家族ベースでの永住権申請」とは、例えばアメリカ市民と結婚をした配偶者が永住権を申請するような場合です。「抽選による方法」とはDV-Programと呼ばれる年1回の抽選に応募し、当選した人に永住権を与えるシステムです。
このサイトで説明しているのは「雇用ベースでの永住権申請」方法です。これは、永住権申請者をサポートしてくれるアメリカの会社(ビザスポンサー)を通して永住権を申請する方法です。これはEB-2またはEB-3による申請方法で、雇用ベースの場合、90%以上の申請者がこの申請により永住権を取得しています。
ただし、申請者が極めて卓越した能力を持っている場合は個人申請により永住権が取得できる場合もあります。これはEB-1またはEB-2-NIWと呼ばれる申請方法です。
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雇用ベースの永住権の申請には6つのカテゴリーがあります |
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雇用ベースでの永住権申請方法はさらに6つに分類されます。
各申請方法の相違点いは「申請方法の比較」を参考にしてください。
■ 永住権関連事項 |
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| 永住権 |
| Adjustment of Status | Advance
Parole | 非移民就労ビザとの比較 | 申請方法の比較 |
| Consular Processing | EB-1 | EB-2 | EB-2 & Waiver | EB-3
| EB-4 | EB-5 | LC | PERM |
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